稲刈りが終わった田んぼも少なくありませんが、
日照時間の関係なのか、ボヨンボヨンに実っている田んぼも残っています。
そんな景色を撮影していて、ふと思いました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、
小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。
・・・なのです。
人間、謙虚さを忘れちゃオシマイなのであります。
自戒、自戒。
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劇団アフリカさんの稽古場におじゃまして、ふっくと一緒に踊るシーンを撮影しました。
劇団アフリカさんとは、九州を代表するアフリカンアーティスト達が集結してできた、
今年で結成9年目、総勢20名に及ぶエンターテイメント集団。
劇団編成は、ジェンベなどアフリカの伝統打楽器からなる楽団と、
エネルギッシュなアフリカンダンスを展開する舞踏団からなり、
年に一回の自主公演の他、ワークショップや小、中、高等学校での文化交流、国際交流事業、
アーティスト招聘事業、各種イベント出演など福岡を中心に精力的に活動してらっしゃいます。
つい先日はシンガポール、次は台湾と世界各地をまわっているスゴい方達なのです。
ふっくには「ふっくダンス」というオリジナルのダンスが持ちネタ(?)としてあるのですが、
今回はアフリカンバージョンでご披露。
ジャンベなどの民族楽器が入ると、ものすごく雰囲気が変わって、素敵でした。
子ども達の笑顔も最高な劇団アフリカのステージをぜひ一度!
劇団アフリカ
http://g-africa.chicappa.jp
撮影の打合せで、大刀洗平和記念館に行ってきました。
東洋一とまで言われた旧陸軍の飛行場跡に作られたものです。
展示されている戦闘機は確かにカッコいいのですが、
やはり、本来の目的である平和への祈りを忘れてはいけません。
実は子供の頃から思っていたのですが、人類の歴史の中で、
痛ましい戦争が繰り返されるのは、戦争体験の無い人間がトップの立ったとき・・・
「俺がやる闘いは勝利間違いなし!国民にツライ思いなどさせるわけがない!」
なんて思うからじゃないのかなぁと。
でなければ、もう戦争ジャンキーみたいな君主がいる国としか思えないのであります。
僕も戦争を知らないおっさんですが、フツーに考えて
「人が人を傷つける闘いって良くないよね」ぐらいはわかります。
今、平和国家日本は揺れています。
フツーに考えましょうよ、という話なのであります。
秘密工場を撮影しました。
秘密工場と言っても秘密の場所にある工場ではなく、
製造工程の一部が秘密という事です。
実はここに限らず、工場という場所には多かれ少なかれ
秘密というモノが存在します。
例えば、パーツの色で「どこの工場のもの」かが分かり、
製造ラインの長さやそれに携わる人数、
はたまた組み立てロボットの手の動きなどで、
粗方の事が分かるんだそうです。
まさに産業スパイの世界。
一般の見学者を受け入れている工場では、撮影禁止の事が多いわけですが、
善良な市民を装ったスパイは肉眼で見たモノを記憶し、秘密を盗んでいるのです。
というわけで、ガンバレ!ニッポン!!
技術力という最後の砦を死守して欲しいのであります。
毎年、楽しみに観てます。「キングオブコント」
今年は「コロコロチキチキペッパーズ」さんの優勝で幕を閉じました。
その年によって、審査方法が変わるようですが、今年は先輩芸人5人が審査員でした。
これ、点数を点ける方はいやですよね。
下積みから頑張って上がってきた後輩芸人の人生を左右するわけですから。
それに、松本人志さんはともかく、
バナナマンとさまぁ〜ずという人選がこれまた微妙。
二組ともよく受けたなぁ、この仕事。
ファイナリストの皆さんはそれぞれ、素晴らしい芸人さんなんですが、
残念なのはネタのセレクトで脱落していったと思われる人が多いことですね。
準優勝に終わったロッチは、なんで決勝で中岡さんを軸にしなかったのかなぁ、とか、
4分の尺というのは分かってるんだから、もっとブレーンを始めとする第三者にネタ見せして、
テンポやなんやをシェイプアップしていくとか。(してるのかな?した上でアレだと、アレでしょう)
やっぱり、小劇場なんかで舞台の場数を踏めば踏むほど、
自分たちでやって来たという自負が強くなっちゃうんですよね。
だって、自分たちのライブでやる時は「4分の時間制限」なんて無いから、
そのネタの適尺で演ってるわけなんで、テレビサイズにした時に
ちゃんと精査してないと「間延び」したり「説明不足」になったりしますよね。
いずれにせよ、今年も、2012年のバイきんぐを超えるコントは出てこなかったですねぇ。
また、来年に期待しましょう。
とりあえず「コロコロチキチキペッパーズ」さん、おめでとうございました!
人にはあんまり言ってないんですが、実は昔からコント番組やりたいのであります。
それに近いやつはやった事ありますけど、九州の笑いを育てるには本格的なネタ見せ番組って必要だと思っているのです。