平戸には全国でも珍しい景色があります。
それが、寺院と教会が見える風景。
平戸ザビエル記念教会と光明寺、瑞雲寺が交差して見える平戸を代表する風景。
カトリック教会の尖鋭な屋根と十字架、そして寺院の屋根瓦がひとつの風景となり、
日本と西洋の文化を感じさせる平戸を代表する景観のひとつとなっています。
弾圧の中でも信仰を絶やさなかった平戸の人々の心が残されているのであります。
そんなちょっとした歴史を勉強していくと、旅は数倍楽しくなるのであります。
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「だんじょうがらん」と読みます。
高野山の壇上伽藍で撮影です。
カメラを向けているのは「根本大塔」。
「こんぽんだいとう」と読みます。
この中には、空海が日本に持ち帰った真言密教の教えが、なんと「3D」で公開されているのです。
その名も「立体曼荼羅」。
「りったいまんだら」と読みます。
画像を公開できないのが歯がゆいのですが、簡単に言うと、
それまで、紙の上で教えられていた曼荼羅を仏像や柱で立体的に表現したというもの。
「な〜んだ」と思ってはいけません。
1200年前の話ですよ。
1200年前に「密教のテーマパーク」と言える場所を作った空海という人は、
やっぱり、とてつもなくスゴイ人なのであります。