中学生のイカした授業を撮影しました。
ここの中学校では地域の伝統芸能を受け継ぎたいと、
総合学習の中で、地元保存会の協力を得て、神楽を教えたり、
このような琴など和楽の稽古をやったり、なかなかイカした学校なのです。
中学生たちもテレビカメラに対する反応は様々。
ものすごくはしゃぐ子がいたり、
ものすごく緊張する子がいたり、
ものすごく頑張り始める子がいたり。
自分が小学生の頃を思い出しました。
学校に忘れもしないNHKのカメラ。
僕たち生徒には内容も何も説明されぬまま、
とにかく校庭に集まれ、と。
カメラに向かって笑え、と。
で、僕は「いえ〜い」とピースをしました。
するとNHKのディレクターさん、鬼のような形相で
「おら、そこ!ピースなんかしない!!!!」と怒鳴られました。
その時思いました。
「テレビの人は恐い」
そんな僕が今日はNHKのディレクターとして、子ども達を撮影しました。
因果は巡る糸車。
もちろん僕は怒鳴り散らしたりせず、笑顔で子ども達に接しましたよ。
当たり前じゃないか!
テレビなんて偉くも何とも無いんだよ!
世の中に数ある仕事のうちの一つですよ、と。
いまだに「俺たちは偉い」なんて勘違いしてるバカテレビマンには辟易するのであります。