やはり同業他社の事は気になるもので、
ネットで「映像 制作」などと検索すると目に付くのが「格安ビデオ制作」なる売り文句。
価格を見てみると「え?ご、5万円より、ですと!?」
他社様の事をどうのこうの言うつもりはありませんが、
プロが5万円で映像制作というのは「あり得ない」ような気がするのです。
良く聞かれるのが「ビデオ作りたいんだけどいくらかかる?」というご質問。
正直申しますと「いくらでやってくれ」とお願いされたら、
その金額でやらせていただくようにしています。
もし「5万円で作って」と言われたら「その金額で出来る事」をやります。
映像制作の価格なんて、僕が言うのも何ですが「あって無いようなもの」。
つまり、価格=クオリティ(完成度)だと思います。
大作映画の宣伝文句に「製作費○○億円!」などは良く見かけますが、
僕らからすると「この作品なら、そのくらいかかるだろうな」と何となく分かります。
ですから「格安ビデオ5万円」などと言われると、
「機材はあのクラスだろうな?」「編集はこんな上がりだろうな?」と、
これもまた、何となく分かってしまうわけです。
となると「家庭用のビデオ使って自分で撮った方がいいかもですよ」と
大きなお世話な事を言ってあげたくなるのであります。