初めてでは無いのですが、国宝の撮影には独特の緊張感を伴います。
例えば、建造物などであれば、まあよっぽどの悪さをしない限り、
取り返しのつかない事態にはならんのですが、
物が小さいと不測の事態も考えられるわけです。
(不測なのに考えられる?日本語が変ですね)
手に変な汗をかいた一時を過ごさせていただきました。
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ソウルで開催されたUFCです。
写真は秋山成勲選手。
ちょっと格闘技をかじった人にとっては「ヌル山」と揶揄された人です。
それに関する説明は割愛しますが、その事件当時、本当にキライだった選手なんですが、
今、UFCでボロボロになりながら、世界と闘っている姿に感動を覚えるのです。
試合内容にハズレがない。
UFCのマッチメイクって日本みたいに「意図的に人気選手を作ろう」なんてのは皆無に等しく、
単に実力が拮抗してる同士を金網にぶち込んで、どっちが強いか決めなさい、というもの。
猪木の異種格闘技戦から総合格闘技に入っていった僕らには「う〜む」なのですが、
格闘技本来の姿ってそういう事ですよね。
そんな中、秋山選手、今回負けちゃいました。
勝っててもおかしくないぐらいの微妙な判定。
でもやっぱり試合内容は濃い。
今の秋山選手にかつての「ヌル山」の姿を見ることは出来ません。
そう考えると「なんだ、どれもこれも主催者のせいじゃないか」なんて思ってしまうのであります。
ガンバレ!秋山成勲!
ずっと風邪をひいています。
こんなにも長引くのは珍しい。
喉が弱いので、調子が悪いときは必ず行く耳鼻咽喉科があります。
ズバリ名医です。
ほとんど予約制なんですが、なかなか予約が取れない。
そりゃそうだ。
名医なんですもん。
で、今回。
実は1週間程前、とにかく仕事が忙しいのと、名医の予約取れなさで、
仕方なく、別の病院に行きました。
ものすごく喉が痛いのに「あ〜、喉は何ともありませんね」ですと。
「こんなに喉が痛いのに?でもまあ医者が言うことなんでそうなんだろう」
で、1週間。
もらった薬も真面目に飲み続けているのですが治らない。
で、本日、あまりの治らなさに耐えきれず、名医の予約を取りました(前日に)
診察から数時間。
すでに調子が良くなっています。
いるんですね。
名医とヤブ医者。
プロレス・格闘技好きの僕が今一番好きな選手。
ロンダ・ラウジー。
このまま人をあやめてしまう勢いの眼光。
試合が終わったときの笑顔。
はっきり言って、スーパースターです。
そんなロンダ様ですが、負けちゃいました。
でもその負けっぷりがまた素晴らしい。
この「ぷり」というのが格闘技ではとても大事で、
まあ「格闘技では」というより「格闘技ファンにとっては」ですが、
「勝ちっぷり」「負けっぷり」。
「勝ちっぷり」がいい選手は掃いて捨てるほどいます。
だって強いからプロになってるわけで、
みなさん「勝つ」というゴールに向かって頑張っているんだから、
「勝ちっぷり」がいいのはプロとしての必須条件なのです。
中には「いつも勝つんだけど」「勝ちっぷりが良くない」選手もいるにはいますよね。
僕は全然興味を持てませんが。
そして「負けっぷり」。
辰吉丈一郎のKOシーン。
アントニオ猪木のKOシーン。
今でも僕の頭の中にはスローモーションで鮮明に残っています。
今回のロンダ・ラウジーのKOシーンも長く記憶に残るでしょう。
だからスーパースターなんです。
ここから這い上がる人間ドラマを想像すると、
すでに鳥肌が立っています。
リマッチが待ち遠しいのであります。