仕事柄、タレントさんや俳優さんと食事をご一緒させていただく機会があります。
そんな時、サインを求めて来るお店の方も少なくありません。
もちろんそれは人気商売としてのバロメーターですし、
タレントさんたちも出来るだけそれに応えてあげようとしている方が多いのです。
ましてや、番組の撮影にご協力いただいたお店であれば、
断る方がどうかしています。
たまに、頑なに断るタレントさんもいらっしゃいますが、
僕個人の感覚だけで言わせてもらえば、
「クソ忙しい時間を割いて、撮影に協力してもらいながらサインもしない」
というのは、どうかしているんじゃないかと。
とまあ、ここまでは「書く方」のお話。
続いては「書いてもらう方」のお話。
「どうかしてる」その1
メモ紙の切れ端を持って来て「これにサインしてよ」
実在します。
「どうかしてる」その2
快くサインを書こうとしたタレントに向かって「ペン持ってませんか?」
実在します。
「どうかしてる」その3
サインを書いてもらった後に「ところであなた誰?」
実在します。
「どうかしてる」その4
撮影に協力してもらえるお店を探すロケの途中でお昼ご飯。
食事中(後じゃないですよ)にいきなり「サインしてくださいよ」とやって来た店主に
タレントさん、笑顔で「今、飲食店の特集をやってるんで撮影に協力していただけませんか?」
店主「はあ?なんでウチがそんなのに協力しなきゃいけないんですか?(キレ気味に)」
タレントさん、それでも笑顔で「ははは、じゃあ私のサインと交換ってのは?(笑)」
店主「何それ?だから、なんでウチがそんな事しなきゃいけないんですか?」
タレントさん、困惑気味に「は・・・はぁ・・・」
店主「いいから早くサイン書いてくださいよ」
実在します。
こんな実話、まだまだありますんで、時々ご紹介させていただく所存なのであります。