ターミネーター:新起動/ジェニシスです。
やっぱり「ターミネーター」はシュワちゃんじゃなきゃ!
と、思って観たのですが・・・
旧作へのオマージュと、意地でも新展開してやる!
が綯い交ぜになって「う、う〜ん・・・」なのです。
つまり、旧作のストーリーとして観るべきなのか、全く新作として観るべきなのか、
制作陣も迷いながら作ったのかなぁ、が見てとれ過ぎなのです。
だって還暦過ぎたシュワちゃんが不死身のターミネーターってのも不自然だし、
そのロジックとして「ターミネーターも皮膚は老化する」って、なんじゃそりゃ!?です。
だいたい、ジョン・コナーがジェイソン・クラークってのも興醒めですよ。
ついこないだ「猿と仲良くしてた」じゃない?(猿の惑星:新世紀[ライジング])
サラ・コナー役の人(名前知らんです)も、「ウエイトレスが鍛えて戦士になった」的な
僕たちが持っている「サラ・コナー像」からはかけ離れてますし、
カイル・リース役がヒールもベビーも演れるジェイ・コートニー(「アウトロー」以来、よく見ますね)
というのはアリとしても、「どこで死ぬのかなぁ」みたいな見方になりますよねぇ・・・。
なのに、死なん!という。
ターミネーター2で金属系ターミネーターの役(名前忘れた)が今回はイ・ビョンホンってあんた、
ハリウッド受けはするんでしょうが、我々東洋人からすると「え?」ですよね。
意外とハマってたけど。
しかも、ジェームズ・キャメロンが「最後の大どんでん返しがスゴイ!」的な
宣伝文句を謳ってたけど・・・、はい、確かに「スゴイ」です。(別の意味で)
というわけで結論。
「ターミネーター」シリーズは「2」に限る!のであります。