リモコンが多いのです。
テレビやデッキ、スカパー!チューナー、ひかりTVチューナーなどなど。
もちろんプログラムして、一つにまとめたりも出来るんでしょうけど、
それぞれの機器の特殊機能みたいなのを使う事が多いので、
やっぱり専用リモコンじゃないとイカンわけです。
会社でも、もの凄い数のリモコンを使ってるんで、
よくお客様に驚かれるんですが、自分的には「慣れりゃあ、何てこと無い」のです。
で、実家の母から電話。
「テレビが映らんごとなったけん直しに来て」
そう遠いわけじゃないんで、行くのは構わんわけですが、
間違って「入力切り替え」ボタンを押してたり、
「地デジ」しか観ないのに「CS」ボタンを押してたり、という”前科”が膨大にあるわけでして。
「今回もまた何か押したのかな?やれやれ」と押っ取り刀で駆けつけるのです。
リモコンは一つしか使ってないのですが、
やはり年配者にとっては「ボタンの数が多すぎる」んですよねぇ。
と諸々チェックしたところ、どうやら故障のようです。
ちょうど自宅に一台、使ってないテレビがあったので、翌日配達してあげました。
ここからが大変。
そうです。
テレビが変わるということは、リモコンが変わるのです。
「電源」「地デジ」「戻る」
この3つのボタンの説明に費やした時間、約1時間30分。
だいたい、若者には「便利で多彩な機能」なんでしょうが、
年配者にとっては「さわるべからず」なボタンが多すぎるんですよ、
いまどきの電気機器は。
そんな事を考えながら、新人ADに教えるように、
懇切丁寧に教えてあげたのであります。
ガンバレ!母ちゃん。
「テレビが映らん」攻撃は控えめに頼むよ。