映像を撮るという仕事をしてますが、
それ以上に大切なので音を録るという事だと思います。
実は映像というのは、その瞬間を撮り逃したとしても、
後から撮ったものを使ってどうにか出来る事も少なくないのです。
しかし、音は違います。
その瞬間にその人が発した言葉。
その瞬間に起きた出来事の音。
その瞬間に流れてくる自然の音。
音は後から録り直しや追加で録ってどうにかする事が
すこぶる難しいものなのです。
もちろんどうにか出来る事もありますが、
それは当然、その瞬間の音ではありませんから、
言ってしまえばウソの音です。
仕事上、どうにかしなければいけない事ばかりなので、
どうにかしていますが、それはどうにかしているだけです。
だから、音声マンの役割は大きいのです。
とりあえず録れてればいいや、な人もいれば、録ろうともしない人もいますし、
使われるかどうかわからなくても命をかけて録ろうとしてくれる人もいます。
もちろん、僕は命を賭けて録ろうと頑張る音声さんが大好きなのです。
写真がUPされているということは、
この音声さんは、僕が大好きな音声さん、という事なのであります。