毎年、楽しみに観てます。「キングオブコント」
今年は「コロコロチキチキペッパーズ」さんの優勝で幕を閉じました。
その年によって、審査方法が変わるようですが、今年は先輩芸人5人が審査員でした。
これ、点数を点ける方はいやですよね。
下積みから頑張って上がってきた後輩芸人の人生を左右するわけですから。
それに、松本人志さんはともかく、
バナナマンとさまぁ〜ずという人選がこれまた微妙。
二組ともよく受けたなぁ、この仕事。
ファイナリストの皆さんはそれぞれ、素晴らしい芸人さんなんですが、
残念なのはネタのセレクトで脱落していったと思われる人が多いことですね。
準優勝に終わったロッチは、なんで決勝で中岡さんを軸にしなかったのかなぁ、とか、
4分の尺というのは分かってるんだから、もっとブレーンを始めとする第三者にネタ見せして、
テンポやなんやをシェイプアップしていくとか。(してるのかな?した上でアレだと、アレでしょう)
やっぱり、小劇場なんかで舞台の場数を踏めば踏むほど、
自分たちでやって来たという自負が強くなっちゃうんですよね。
だって、自分たちのライブでやる時は「4分の時間制限」なんて無いから、
そのネタの適尺で演ってるわけなんで、テレビサイズにした時に
ちゃんと精査してないと「間延び」したり「説明不足」になったりしますよね。
いずれにせよ、今年も、2012年のバイきんぐを超えるコントは出てこなかったですねぇ。
また、来年に期待しましょう。
とりあえず「コロコロチキチキペッパーズ」さん、おめでとうございました!
人にはあんまり言ってないんですが、実は昔からコント番組やりたいのであります。
それに近いやつはやった事ありますけど、九州の笑いを育てるには本格的なネタ見せ番組って必要だと思っているのです。