針尾送信所を撮影しました。
佐世保のハウステンボスを訪れた人の多くは見たことがあるはず。
大きなコンクリートの塔が三本ある景色です。
実はこれ、現在は海上保安庁の無線送信所で、
自立式電波塔としては高さ・古さともに日本一なのです。
「現在は」と書いたのは昔は日本海軍の無線送信所で、
太平洋戦争開戦の暗号「ニイタカヤマノボレ一二〇八」を送信した電波塔として知られています。
「一二〇八」は12月8日。
つまり真珠湾攻撃の日ですね。
歴史を知ると、旅はぐんと深みを増すのであります。